PDEA:一般社団法人 パワーデバイス・イネーブリング協会

一般社団法人 パワーデバイス・イネーブリング協会

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PDEAとは

ご挨拶

一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会 代表理事 津久井 幸一

地球環境問題や資源エネルギー問題が深刻化するなかで、現在、ハイブリッド車 (HV)、電気自動車 (EV) などのエコカーや、スマートハウス/スマートシティといった次世代の電力供給網に関する市場が大きく成長しつつあります。これら自動車や電力エネルギー分野における中核技術の一つが、電力の変換や制御などを担う電力用半導体、パワーデバイスです。

パワーデバイスは、基本的な動作原理はメモリ、マイコンなどの弱電分野の半導体デバイスと同じですが、より高耐圧・大電流を制御する必要があり、高温や激しい振動といった過酷な環境にさらされるケースもあります。また、高度な安全性が要求される自動車、重要な社会基盤である電力網といったミッションクリティカルな分野で利用されるために、パワーデバイスにはそれぞれの用途に応じたハイレベルの品質・信頼性・耐久性が要求されます。

このパワーデバイスの開発・生産技術、HV/EVや電力機器などへの応用技術において、現在、日本の製造業界は世界トップレベルにあります。しかしながら、弱電分野で用いられている半導体と異なり、これらのパワーデバイスには、業界標準の技術規格や品質管理方法などが、まだ確立されていません。パワーデバイスを使用する自動車メーカーや機器メーカー、あるいは半導体メーカーなどが、それぞれ独自の基準を設けて品質管理を行っている状況です。

日本の製造業界が、今後、このパワーデバイス、およびパワーデバイスを搭載した製品を、世界中のユーザーに提供し、安心・安全に利用していただくためには、各用途に応じたパワーデバイスの規格化・標準化を主体的に推し進め、第三者機関によって品質や安全性などを客観的に評価・認証する仕組みを早期に確立することが重要と考え、今回、パワーデバイス・イネーブリング協会を発足する運びとなりました。

将来、市場の拡大に対応してパワーデバイスの量産化・コストダウンを推進していく際には、各社独自の規格を採用するよりも、業界の標準規格に準拠した方がはるかに有利になります。また、品質保証面でも、業界標準のオープンな技術規格・検査に合格した「正規品」としての認証を受けることによって、製品に対する社会的信用が高まります。

パワーデバイス・イネーブリング協会の前身となるパワーデバイス研究会では、2010年10月、自動車メーカー、機器メーカー、半導体メーカーなどのパワーデバイス関連企業や民間団体、および公的機関などが中心となって、パワーデバイスの技術規格・品質計測方法の標準化を視野に入れながら、加盟会員による技術情報交換の促進や、パワーデバイスの信頼性向上・標準化の重要性についての啓蒙活動に取り組んでまいりました。

これまでに、東京(2010年12月)、大阪(2011年6月)、福岡(2012年2月)の3都市で「パワーデバイスセミナー」を開催。業界や公的機関の専門家をパネラーに招き、パワーデバイスを取り巻く市場展望や技術的課題、次世代パワーデバイス(SICデバイス)の可能性などについて、情報共有を図りました。さらに、2011年9月、2012年3月、5月、7月に名古屋で開催した「パワーデバイス勉強会」では、「車載用パワーデバイスの信頼性評価」や「次世代パワーデバイス(SIC)の品質向上」などをテーマに、第一線の研究者にディスカッションしてもらい、課題の抽出や解決策を探りました。

さらに、経済産業省によるスマートコミュニティ実証実験が進められている福岡県北九州市など、実証プロジェクトに参加する地元企業や行政機関と連携して、地域産業の活性化に貢献していく構想も進めています。

今回発足しましたパワーデバイス・イネーブリング協会では、パワーデバイスの安全性確保と日本産業界の国際競争力維持・強化を目標に、様々な活動に取り組んでいく所存です。

皆さまのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

活動内容

技術委員会について

パワーデバイスの信頼性や品質に関する評価技術、評価方法、装置等の規格化・標準化を目的とし、会員各位の技術を共有・協議します。委員会の活動の一環として、セミナーを定期的に開催します。

検定委員会について

半導体テストに従事する技術者、及びこれから従事する方々の知識・技術の向上を支援し、習熟度を客観的に評価するため、半導体テスト技術者検定試験を実施します。検定試験は、初級、中級、上級等のレベル別に年2回実施を計画しています。

セミナーについて

パワーデバイスの信頼性や品質に関する技術情報を広く発信・議論することを目的とし、産学官の各ステークホルダーの有識者から幅広い知見を講義していただきます。詳細は、協会のホームページ等でご案内します。

会報誌の発行について

パワーデバイスに関する技術情報、市場動向、会員の研究紹介等、協会の活動内容をご紹介します。年2回以上の発行を予定しています。

組織図

組織図

沿革

2010年10月01日 パワーデバイス研究会 発足
2012年10月01日 パワーデバイス・イネーブリング協会 発足
理事長 吉田 芳明 就任
2013年04月01日 一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会 発足総会
代表理事 宮田 博司 就任
2015年06月04日 第2期定期社員総会
代表理事 吉田 芳明 就任
2017年06月15日 第4期定期社員総会
代表理事 津久井 幸一 就任

役員

代表理事 津久井 幸一 株式会社アドバンテスト
理事 多喜 義彦 システム・インテグレーション株式会社
理事 山本 真一 株式会社テセック
理事 山本 秀和 千葉工業大学
監事 渡辺 伸行 TMI総合法律事務所
事務局長 織笠 樹 株式会社アドバンテスト

ミッション

環境技術への関心が世界規模で高まるなか、電気自動車や次世代電力網の中核技術であるパワーデバイスのマーケットが拡大しています。このパワーデバイスの品質・信頼性向上と搭載機器の普及促進に向けて、パワーデバイスの技術規格・品質検査手法の標準化を業界・公的機関に提案するために「パワーデバイス・イネーブリング協会」が設立されました。標準規格の策定はもちろん、検査技術のレベルアップに向けたエンジニア検定制度の導入などに取り組んでいます。

環境技術の進化を支えるキーデバイス

環境技術の進化を支えるキーデバイス地球環境問題や資源エネルギー問題が深刻化するなかで、現在、ハイブリッド車 (HV)、電気自動車 (EV) などのエコカーや、スマートハウス/スマートシティといった次世代の電力供給網に関する市場が大きく成長しつつあります。これら自動車や電力エネルギー分野における中核技術の一つが、電力の変換や制御などを担う電力用半導体、パワーデバイスです。

パワーデバイスは、基本的な動作原理はメモリ、マイコンなどの弱電分野の半導体デバイスと同じですが、より高耐圧・大電流を制御する必要があり、高温や激しい振動といった過酷な環境にさらされるケースもあります。また、高度な安全性が要求される自動車、重要な社会基盤である電力網といったミッションクリティカルな分野で利用されるために、パワーデバイスにはそれぞれの用途に応じたハイレベルの品質・信頼性・耐久性が要求されます。

このパワーデバイスの開発・生産技術、HV/EVや電力機器などへの応用技術において、現在、日本の製造業界は世界トップレベルにあります。ただし、弱電分野で用いられている半導体と異なり、これらのパワーデバイスには、業界標準の技術規格や品質管理方法などが、まだ確立されていません。パワーデバイスを使用する自動車メーカーや機器メーカー、あるいは半導体メーカーなどが、それぞれ独自の基準を設けて品質管理を行っている状況です。

品質保証面でも大きなメリットを発揮

日本の製造業界が、今後、このパワーデバイス、およびパワーデバイスを搭載した製品を、世界中のユーザーに提供し、安心・安全に利用していただくためには、各用途に応じたパワーデバイスの規格化・標準化を主体的に推し進め、第三者機関によって品質や安全性などを客観的に評価・認証する仕組みを早期に確立することが重要です。

将来、市場の拡大に対応してパワーデバイスの量産化・コストダウンを推進していく際には、各社独自の規格を採用するよりも、業界の標準規格に準拠した方がはるかに有利になります。また、品質保証面でも、業界標準のオープンな技術規格・検査に合格した「正規品」としての認証を受けることによって、製品に対する社会的信用が高まります。

さらに、環境技術への関心が世界的に高まるなか、現在、欧米をはじめ世界の有力企業がパワーデバイスの重要性に注目しています。日本の製造業が、パワーデバイス分野での競争力を今後も維持・強化していくためには、海外の有力企業とも連携を深めながら早期に標準規格を打ち出し、国際標準の規格策定においてイニシアティブを発揮することが大切です。

標準化を視野に入れ、技術交流や啓蒙活動を推進

業界や政府・関連機関などに標準化推進を働きかけを行うために、2010年10月、自動車メーカー、機器メーカー、半導体メーカーなどのパワーデバイス関連企業や民間団体、および公的機関などが中心となって「パワーデバイス・イネーブリング協会」が誕生しました。研究会は、発足以来、パワーデバイスの技術規格・品質計測方法の標準化を視野に入れながら、加盟会員による技術情報交換の促進や、パワーデバイスの信頼性向上・標準化の重要性についての啓蒙活動に取り組んでいます。

これまでに、東京(2010年12月)、大阪(2011年6月)、福岡(2012年2月)の3都市で「パワーデバイスセミナー」を開催。業界や公的機関の専門家をパネラーに招き、パワーデバイスを取り巻く市場展望や技術的課題、次世代パワーデバイス(SICデバイス)の可能性などについて、情報共有を図りました。さらに、2011年9月、2012年3月、5月に名古屋で開催した「パワーデバイス勉強会」では、「車載用パワーデバイスの信頼性評価」や「次世代パワーデバイス(SIC)の品質向上」などをテーマに、第一線の研究者にディスカッションしてもらい、課題の抽出や解決策を探りました。

環境技術の進化を支えるキーデバイス 環境技術の進化を支えるキーデバイス

検査技術の向上を目指してエンジニア検定制度の導入を予定

パワーデバイス・イネーブリング協会では、今後、組織体制の強化を図りながら、2015年頃の国際標準化を目標に、パワーデバイスの技術規格・品質保証基準の策定に取り組んでいきます。また、業界におけるパワーデバイスの品質検査レベル向上を図るため、「テストエンジニア検定」の実施などを通じて、各社の人材育成をサポートしていく計画です。さらに、経済産業省によるスマートコミュニティ実証実験が進められている福岡県北九州市など、実証プロジェクトに参加する地元企業や行政機関と連携して、地域産業の活性化に貢献していく構想も進めています。

パワーデバイス・イネーブリング協会は、設立目標であるパワーデバイスの規格化・標準化、パワーデバイスを用いた製品の普及促進を目指して活動を継続していきます。

アクセス

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6番2号 新丸の内センタービルディング
株式会社アドバンテスト内
E-mail:info@pdea.jp
URL:http://www.pdea.jp

協会へのアクセス

JR線 東京駅丸の内北口 徒歩5分
新丸の内センタービルディング 23階


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